本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集の挨拶
議長報告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
表決
日程第3 議長辞職の件
表決
議長の選挙
議長就任の挨拶
市長、新旧議長に対する挨拶
休憩(午前10時20分)
再開(午前11時09分)
会議録署名議員の追加指名
議会運営委員の選任
日程第4 報告第19号~報告第24号
石川市長の説明
原企画部長の説明
白石福祉部長の説明
日程第5 議案第62号~議案第64号
石川市長の説明
赤尾建設部長の説明
鴻上経済部長の説明
小山環境部長の説明
委員会付託
日程第6 議案第65号、議案第66号
石川市長の説明
委員会付託省略
休憩(午前11時30分)
再開(午前11時30分)
表決
日程第7 議案第67号~議案第71号
石川市長の説明
白石福祉部長の説明
赤尾建設部長の説明
関教育長の説明
委員会付託
日程第8 議案第72号、議案第73号
石川市長の説明
原企画部長の説明
大條雅久議員の質疑(1)
関教育長の答弁
大條雅久議員の質疑(2)
原企画部長の答弁
委員会付託
日程第9 認定第1号、認定第2号
石川市長の説明
決算特別委員会の設置及び委員会付託
表決
決算特別委員の選任
日程第10 請願第2号
委員会付託
散会(午後0時06分)
本文
平成30年9月4日 (火曜日)
議事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議長辞職の件
第4 報告第19号 平成29年度新居浜市継続費精算報告について
報告第20号 平成29年度新居浜市継続費精算報告について
報告第21号 平成29年度新居浜市継続費精算報告について
報告第22号 健全化判断比率の報告について
報告第23号 資金不足比率の報告について
報告第24号 専決処分の報告について
第5 議案第62号 市道路線の認定について
(環境建設委員会付託)
議案第63号 権利の放棄について
(市民経済委員会付託)
議案第64号 工事請負契約について
(企画総務委員会付託)
第6 議案第65号 新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
(委員会付託省略)
議案第66号 新居浜市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
第7 議案第67号 新居浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(福祉教育委員会付託)
議案第68号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
(環境建設委員会付託)
議案第69号 新居浜市銅山の里自然の家設置及び管理条例を廃止する条例の制定について
(福祉教育委員会付託)
議案第70号 新居浜市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第71号 新居浜市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
第8 議案第72号 平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
(各常任委員会付託)
議案第73号 平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
(福祉教育委員会付託)
第9 認定第1号 決算の認定について
認定第2号 決算の認定について
第10 請願第2号 日本政府が核兵器禁止条約に署名、批准することを求める意見書の提出方について
(企画総務委員会付託)
――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 議長辞職の件
議長の選挙
会議録署名議員の追加指名
議会運営委員の選任
日程第4 報告第19号~報告第24号
日程第5 議案第62号~議案第64号
日程第6 議案第65号、議案第66号
日程第7 議案第67号~議案第71号
日程第8 議案第72号、議案第73号
日程第9 認定第1号、認定第2号
日程第10 請願第2号
――――――――――――――――――――――
出席議員(24名)
1番 神野 恭多
2番 米谷 和之
3番 井谷 幸恵
4番 藤田 誠一
5番 田窪 秀道
6番 小野 辰夫
7番 太田 嘉一
8番 欠員
9番 三浦 康司
10番 篠原 茂
11番 大條 雅久
12番 高塚 広義
13番 藤原 雅彦
14番 豊田 康志
15番 永易 英寿
16番 伊藤 謙司
17番 藤田 豊治
18番 藤田 幸正
19番 岡崎 溥
20番 伊藤 優子
21番 佐々木 文義
23番 仙波 憲一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
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欠席議員(1名)
22番 真木 増次郎
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 石川 勝行
企画部長 原 一之
福祉部長 白石 亘
環境部長 小山 京次
経済部長 鴻上 浩宣
建設部長 赤尾 恭平
水道局長 園部 省二
教育長 関 福生
教育委員会事務局長 加藤 京子
監査委員 寺村 伸治
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 粂野 誠二
議事課長 飯尾 誠二
議事課主幹 小島 篤
議事課副課長 髙橋 憲介
議事課議事係長 美濃 有紀
議事課調査係長 神野 瑠美
議事課庶務係長 和田 雄介
議事課主任 村上 佳史
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開会
○副議長(豊田康志) ただいまから平成30年第4回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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市長議会招集の挨拶
○副議長(豊田康志) 市長から今議会招集の挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) おはようございます。
開会の御挨拶の前に、本日の理事者の本会議出席について申し上げます。
現在、台風21号が接近中であり、本日9月4日午前7時30分に水防本部を設置し警戒に当たっております。緊急事態に対応するため、副市長以下5名が水防本部詰めといたしておりますが、御理解賜りたいと存じます。
まず最初に、平成30年7月豪雨では、西日本を中心に河川の氾濫や土砂災害が発生し、多くの死者や行方不明者が発生する甚大な災害となりました。御遺族の方々や被害に遭われた皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。本市といたしましても、義援金の募集を初め、職員の派遣など今後もでき得る限りの支援体制を進めてまいります。
次に、先般起きました職員の不祥事についておわびを申し上げます。
既に報道されておりますように、去る8月24日本市臨時職員が恐喝の疑いで逮捕されるという公務員としてあるまじき行為がありました。このような行為は、市政に対する信頼を大きく失墜させるものであり、まことに遺憾であり、市民並びに議員の皆様に対し深くおわびを申し上げます。今後、捜査状況を見守るとともに、事実を確認の上、厳正に対処してまいります。
さて、本日、平成30年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
今議会に提案をいたします案件は、新居浜市斎場施設整備事業火葬棟改修工事に係る工事請負契約や介護保険法施行令の一部改正に伴う新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例を初め、平成30年度一般会計補正予算におきましては、道路整備事業の公共事業を初め、ホストタウン推進事業等の単独事業のほか、新居浜太鼓祭り首都圏PR推進事業費等の施策費及び道路橋りょう災害復旧費を措置いたしています。また、後日追加予定いたしております案件もございます。議員の皆様には十分な御審議をいただき、適切な御議決、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長報告
○副議長(豊田康志) この際、議長報告を申し上げます。
報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、株式会社マイントピア別子、有限会社別子木材センター及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告、議員の辞職許可の報告並びに議員の派遣についてであります。
まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成30年4月23日から平成30年7月9日までの間に行った定期監査の結果に関する報告書及び平成30年3月、4月、5月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、株式会社マイントピア別子、有限会社別子木材センター及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、議員の辞職許可の報告をいたします。
8月31日付で岩本和強議員から、一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日これを許可いたしましたから、報告いたします。
次に、議員の派遣につきましては、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第1 会議録署名議員の指名
○副議長(豊田康志) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において近藤司議員及び加藤喜三男議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第2 会期の決定
○副議長(豊田康志) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月21日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(豊田康志) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 議長辞職の件
○副議長(豊田康志) 次に、日程第3、議長辞職の件を議題といたします。
まず、その辞職願を朗読いたさせます。
○議事課長(飯尾誠二) 辞職願。このたび都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。平成30年8月21日。新居浜市議会副議長豊田康志様。新居浜市議会議長真木増次郎。
○副議長(豊田康志) お諮りいたします。真木増次郎議員の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(豊田康志) 御異議なしと認めます。よって、真木増次郎議員の議長の辞職を許可することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長の選挙
○副議長(豊田康志) ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(豊田康志) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○副議長(豊田康志) ただいまの出席議員数は24人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔投票用紙配付〕
○副議長(豊田康志) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(豊田康志) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○副議長(豊田康志) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼を命じます。
〔事務局長氏名点呼、各員投票〕
○副議長(豊田康志) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(豊田康志) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(豊田康志) 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定により、立会人に小野辰夫議員、篠原茂議員、高塚広義議員を指名いたします。よって、3人の議員の立ち会いを願います。
〔立会人投票箱のところへ参集、開票〕
○副議長(豊田康志) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 24票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
有効投票 24票
無効投票 なし
有効投票中
加藤喜三男議員 22票
太田 嘉一議員 2票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。よって、加藤喜三男議員が議長に当選されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長就任の挨拶
○副議長(豊田康志) ただいま議長に当選されました加藤喜三男議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
議長に当選されました加藤喜三男議員から挨拶があります。
○25番(加藤喜三男)(登壇) お時間をいただきまして一言お礼の御挨拶を申し上げたいと思います。
ただいまの選挙では、皆さんの絶大なる御支援をいただき、無事当選させていただきました。まことにありがとうございます。
この議会も今期第20期の議員の任期も来年5月1日までとなっております。皆さんとともに融和、それから協調のもと務めてまいりたいと思っております。皆さんの御協力をよろしくお願いします。どうもありがとうございました。
○副議長(豊田康志) 加藤喜三男議長、議長席にお着き願います。
〔加藤議長、議長席に着く〕
―――――――――― ◇ ――――――――――
市長、新旧議長に対する挨拶
○議長(加藤喜三男) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。
真木増次郎前議長さんにおかれましては、在任期間中、円滑な議会運営、また市政が当面いたしております重要諸課題、重要諸施策の推進に格別の御指導、御支援、御協力を賜り、市民福祉の向上と市政の発展に御貢献いただき、ありがとうございました。
また、先ほどの選挙におきまして、第73代議長として御就任されました加藤喜三男議長さんには、心から御当選お祝い申し上げます。現在、地方自治運営を取り巻く環境は、厳しいものがございますが、どうか加藤喜三男議長さんにおかれましては、議会の円滑な運営はもとより、市政全般にわたりまして私ども理事者に対しまして御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げまして、御就任に当たってのお祝いの言葉とさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(加藤喜三男) この際、暫時休憩いたします。
午前10時20分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前11時09分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
会議録署名議員の追加指名
○議長(加藤喜三男) お諮りいたします。会議録署名議員である私が議長に就任いたしましたので、この際、会議録署名議員の追加指名を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、この際、会議録署名議員の追加指名を日程に追加し、議題とすることに決しました。
会議録署名議員の追加指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において山本健十郎議員を追加指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議会運営委員の選任
○議長(加藤喜三男) お諮りいたします。岩本和強議員の辞職に伴いまして議会運営委員が欠員となっておりますので、この際、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会運営委員の選任を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議会運営委員の選任を行います。
議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において高塚広義議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 報告第19号~報告第24号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第4、報告第19号から報告第24号までの6件を一括議題といたします。
説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第19号から報告第24号までの6件につきまして一括して御説明申し上げます。
まず、報告第19号、平成29年度新居浜市継続費精算報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して事業を進めておりました清掃センター施設整備事業、総合防災拠点施設周辺環境整備事業及び公立学校施設長寿命化計画策定費について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
次に、報告第20号、平成29年度新居浜市継続費精算報告につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして継続費を設定して事業を進めておりました雨水ポンプ場改築事業(江の口雨水ポンプ場ポンプ設備、沈砂池設備、運転操作設備)、単独下水道事業費(公共下水道事業認可変更業務委託)及び終末処理場改築事業(汚水ポンプ設備)について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
次に、報告第21号、平成29年度新居浜市継続費精算報告につきましては、工業用地造成事業特別会計におきまして継続費を設定して事業を進めておりました工業用地造成事業(観音原地区)について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
次に、報告第22号、健全化判断比率の報告についてでございます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、実質赤字比率等4項目の平成29年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
次に、報告第23号、資金不足比率の報告についてでございます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、水道事業等5公営企業の平成29年度決算に基づく資金不足比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
次に、報告第24号、専決処分の報告につきましては、訴えの提起についてでございまして、子ども手当返還金滞納者に対する未払返還金等請求の訴えを提起することについて、平成30年7月20日、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
なお、報告第22号から報告第24号までの詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。原企画部長。
○企画部長(原一之)(登壇) 報告第22号及び報告第23号につきまして補足を申し上げます。
まず、報告第22号、健全化判断比率の報告についてでございます。
議案書の10ページ、11ページ及び参考資料の1ページから3ページまでをお目通しください。
参考資料の総括表にございますとおり、本市の健全化判断比率のうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率については、赤字を生じていないことから、数値は表示されておりません。実質公債費比率については3.3%となっており、財政状況が悪化していることを示す基準である早期健全化基準を大幅に下回る結果となっております。将来負担比率については、将来負担額が充当可能財源等を下回っていることから、数値は表示されておりません。
次に、各比率の詳細について御説明いたします。
参考資料の2ページをお開きください。
実質赤字比率についてでございます。
一般会計等に区分されます一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計及び平尾墓園事業特別会計のそれぞれの決算額を合算した歳入決算総額から歳出決算総額及び翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支の赤字額を市の一般財源の標準的な規模をあらわす標準財政規模で除したものでございますが、赤字を生じておりませんので、数値は表示されておりません。
次に、連結実質赤字比率についてでございます。
本市の全ての会計の実質収支の赤字額及び資金剰余額、資金不足額を合算したものを標準財政規模で除したものでございますが、赤字を生じておりませんので、数値は表示されておりません。
次に、参考資料の3ページをごらんください。
実質公債費比率についてでございます。
地方債の元利償還金に充当された一般財源額や公債費に準じた繰入金などの準元利償還金などから交付税措置される算入公債費を控除した額を、標準財政規模から同じく算入公債費を控除した額で除した2.0%が平成29年度単年度の実質公債費比率となりまして、平成27年度から平成29年度までの3カ年平均でございます3.3%が平成29年度の実質公債費比率となります。
次に、将来負担比率についてでございます。
地方債の現在高や特別会計の地方債の償還に充てるための繰入見込額などの将来負担額から地方債の償還等に充当可能な基金の額や地方債の償還等に要する経費として基準財政需要額に算入されることが見込まれる額などを控除した額を標準財政規模から算入公債費を控除した額で除したものでございますが、将来負担額が充当可能財源等を下回っておりますので、数値は表示されておりません。
次に、報告第23号、資金不足比率の報告についてでございます。
議案書の12ページ、13ページ及び参考資料の4ページをお開きください。
資金不足比率は、公営企業会計ごとの資金の不足額の比率をあらわした指標でございまして、資金の不足額について公営企業の営業収益などから算出した事業規模に対する比率をあらわしたものでございます。参考資料の総括表にございますとおり、おのおのの資金の不足額を算定した結果、これらの会計全てにおいて資金不足を生じておりませんので、資金不足比率に数値は表示されておりません。
経営状況の健全化を図るべき基準として定められる経営健全化基準は20.0%でございまして、本市の数値はいずれも基準値を下回る結果となっております。
平成29年度の各比率につきましては、早期健全化基準や経営健全化基準を大きく下回っており、財政健全化法上、特に問題がないと判断いたしておりますが、今後とも各指標に留意しながら、よりよい財政状況を目指してまいります。
○議長(加藤喜三男) 白石福祉部長。
○福祉部長(白石亘)(登壇) 報告第24号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
議案書の14ページ、15ページをお開きください。
本件は、子ども手当返還金滞納者に対する未払返還金等請求の訴えの提起についてでございまして、平成22年度等における子ども手当の支給に関する法律に基づき、本市が平成22年6月10日に相手方へ支給した平成22年4月分及び5月分の子ども手当5万2,000円のうち、平成22年4月より本市の支給要件に該当しなくなったため受給資格を喪失した平成22年5月分、2万6,000円につきまして、督促、催告等再三の納付指導を行ってまいりましたが、その履行がないため、平成29年12月20日付共同法的措置予告書兼催告書により、平成30年1月5日までに未払返還金を納付するよう最終催告を行い、期限までに納付がない場合には、未払返還金等の支払いを求める訴訟提起の手続をとることを予告していたものでございます。この結果、指定期限までに納付がございませんでしたので、本年7月20日、新居浜簡易裁判所へ少額訴訟手続による訴えの提起を行い、相手方に対し子ども手当未払返還金、延滞金等の支払いを求めたものでございます。
以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
報告第19号から報告第24号までの6件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議案第62号~議案第64号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第5、議案第62号から議案第64号までの3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第62号から議案第64号までの3件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第62号、市道路線の認定につきましては、道路建設事業によりまして、新たに市道の路線を認定するため、本案を提出いたしました。
議案第63号、権利の放棄につきましては、愛媛県漁業信用基金協会への出資金の出資口数を減じることに伴い発生する払戻請求権を放棄するため、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、本案を提出いたしました。
次に、議案第64号、工事請負契約につきましては、新居浜市斎場施設整備事業火葬棟改修工事を契約の対象といたしまして、契約金額4億9,356万円で富士建設工業株式会社と契約を締結するため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましてはそれぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。赤尾建設部長。
○建設部長(赤尾恭平)(登壇) 議案第62号、市道路線の認定につきまして補足を申し上げます。
議案書の20ページから22ページまでをお目通しください。
今回、認定しようとする1路線は、一般国道11号新居浜バイパス整備にあわせて新居浜市が建設する道路を新たに市道として認定しようとするものでございます。
なお、今回の市道路線の認定によりまして、市道の認定路線数は1,094路線、総延長は約524キロメートルとなります。
○議長(加藤喜三男) 鴻上経済部長。
○経済部長(鴻上浩宣)(登壇) 議案第63号、権利の放棄につきまして補足を申し上げます。
議案書の23ページをごらんください。
本議案は、本市が愛媛県漁業信用基金協会の行う保証業務に必要な資金を充てるべきものとして出資している口数63口、315万円のうち、21口、105万円を減じることに伴い発生する払戻請求権を放棄するため、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものであります。
同協会が、平成31年4月に全国漁業信用基金協会と合併するに当たり、合併の条件として、繰越欠損金の解消が求められている中、出資者である愛媛県、県内市町等の出資割合に応じて出資口数を減じることにより発生する減資分を繰越欠損に充当するため、減資に伴い発生する払戻請求権を放棄することについて、同協会、愛媛県漁業協同組合連合会及び愛媛県信用漁業協同組合連合会の3団体から要望を受け、本市といたしましても、今後も漁業者への円滑な融資に伴う保証制度は必要であると考え、権利を放棄するものでございます。
なお、放棄の時期は、平成31年3月31日を予定いたしております。
○議長(加藤喜三男) 小山環境部長。
○環境部長(小山京次)(登壇) 議案第64号、工事請負契約につきまして補足を申し上げます。
議案書の24ページから29ページまでをお目通しください。
本工事は、新居浜市斎場施設整備事業における火葬棟改修工事でございます。
工事の概要といたしましては、斎場火葬棟内にございます火葬炉8炉、排ガス処理設備4基、残骨灰吸引装置一式、電気・計装設備及び燃料供給設備等の設計並びに更新・新設工事を行うものでございます。
改修場所は、新居浜市磯浦町19番1号でございます。
本工事の事業者の選定に当たりましては、価格及び提案内容について総合的に審査及び評価を行う指名型プロポーザル方式を採用し、国内の主要な火葬炉メーカー3社を指名してプロポーザルを実施した結果、2社が辞退し、富士建設工業株式会社1社のみから提案がございました。当該業者からの提案内容について審査を実施した結果、各設備の性能や工法等においてすぐれた提案内容であると認められたため、契約候補者として決定し、工事請負契約を締結しようとするものでございます。
以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議案第62号から議案第64号までの3件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
議案第62号から議案第64号までの3件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第6 議案第65号、議案第66号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第6、議案第65号及び議案第66号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第65号及び議案第66号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第65号、新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、介護保険法施行令の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第66号、新居浜市建築基準法施行条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたこと等による所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議案第65号及び議案第66号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号及び議案第66号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号及び議案第66号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時30分休憩
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午前11時30分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第65号及び議案第66号の2件を一括採決いたします。
以上の2件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号及び議案第66号の2件はいずれも原案のとおり可決されました。
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日程第7 議案第67号~議案第71号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第7、議案第67号から議案第71号までの5件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第67号から議案第71号までの5件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第67号、新居浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、生活保護法の一部が改正され、進学準備給付金が創設されたことに伴い、当該給付金の支給に関する情報を特定個人情報に追加するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第68号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築物の敷地と道との関係の建築の認定に係る手数料及び仮設興行場等の建築の許可に係る手数料を徴収するため並びに建築基準法の一部改正に伴い、引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第69号、新居浜市銅山の里自然の家設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきましては、施設の老朽化等に伴い臨時休館中の新居浜市銅山の里自然の家を廃止するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第70号、新居浜市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、代替保育の提供に係る連携施設及び食事の提供に関する基準を緩和するとともに、所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第71号、新居浜市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、介護保険法施行規則の一部を改正する省令の一部改正に伴い、主任介護支援専門員の定義の見直し等を行うため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましてはそれぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。白石福祉部長。
○福祉部長(白石亘)(登壇) 議案第67号、議案第70号及び議案第71号の3件につきまして一括して補足を申し上げます。
まず、議案第67号、新居浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の32ページ及び参考資料の8ページをお開きください。
本議案は、生活保護法の一部改正に伴い、進学準備給付金が創設されたことから、条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容といたしましては、本市の同一執行機関内における複数の事務間で個人番号を利用した効率的な情報の授受を可能とするため、別表に規定しております特定個人情報に進学準備給付金の支給に関する情報を追加しようとするものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行したいと考えております。
次に、議案第70号、新居浜市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
議案書の36ページから38ページまで及び参考資料の14ページから18ページまでをお目通しください。
本議案は、厚生労働省令で定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、当該基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容といたしましては、家庭的保育事業者等の代替保育の提供に係る連携施設の確保に係る基準を緩和し、家庭的保育事業に対する食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大、同じく家庭的保育事業に対する自園調理に関する規定の適用猶予期間を延長する等、所要の改正を行うものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行したいと考えております。
次に、議案第71号、新居浜市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
議案書の39ページ、40ページ及び参考資料の19ページから21ページまでをお目通しください。
本議案は、介護保険法施行規則の一部を改正する省令の一部改正に伴い、主任介護支援専門員の定義の見直しを行うものでございます。
改正の内容といたしましては、主任介護支援専門員更新研修の受講に係る経過措置について、受講要件を満たす者は、経過措置期間が終了するまで主任介護支援専門員とみなすこととするものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行したいと考えております。
○議長(加藤喜三男) 赤尾建設部長。
○建設部長(赤尾恭平)(登壇) 議案第68号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の33ページ、34ページ及び参考資料の9ページから13ページまでをお目通しください。
本議案は、建築基準法の一部が改正されることに伴い、建築関係手数料を改定しようとするものでございます。
まず、接道規制の適用除外に係る手続の合理化につきましては、国土交通省令で定める許可基準の変更に伴い、認定申請手数料を徴収するものでございます。
次に、仮設興行場等の仮設建築物の設置期間の特例につきましては、仮設興行場等の存続期間の延長に伴い許可申請手数料を徴収するとともに、所要の条文整理を行うものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行したいと考えております。
○議長(加藤喜三男) 関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 議案第69号、新居浜市銅山の里自然の家設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の35ページをごらんください。
新居浜市銅山の里自然の家は、昭和63年に設置され、多くの方々に利用されてまいりましたが、平成27年度から実施しております地質調査において、地すべり及び石積み崩落の危険性があることが判明いたしました。また、設置以来29年が経過し、施設の老朽化が著しく、一部で倒壊のおそれがあり、利用者に対する十分な安全の確保が困難な状況でございますため、平成29年3月から臨時休館とし、運営再開の是非などつきまして慎重に検討を重ねてまいりました結果、新居浜市銅山の里自然の家を廃止しようとするものでございます。
今後につきましては、新居浜市銅山の里自然の家の施設を撤去し、原状に復して土地所有者である住友林業株式会社に返還する予定でございます。
なお、この条例は、平成30年10月1日から施行したいと考えております。
以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議案第67号から議案第71号までの5件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
議案第67号から議案第71号までの5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、福祉教育委員会及び環境建設委員会に付託いたします。
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日程第8 議案第72号、議案第73号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第8、議案第72号及び議案第73号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第72号及び議案第73号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第72号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)につきましては、道路整備事業の公共事業を初め、ホストタウン推進事業等の単独事業のほか、新居浜太鼓祭り首都圏PR推進事業費等の施策費及び道路橋りょう災害復旧費につきまして予算措置いたすものでございます。
次に、議案第73号、平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成29年度事業の精算に伴う償還金及び基金積立金について予算措置いたすものでございます。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。原企画部長。
○企画部長(原一之)(登壇) 議案第72号及び議案第73号の予算議案につきまして補足を申し上げます。
まず、議案第72号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。
補正予算書の1ページをお開きください。
今回の補正予算は、5億287万円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ497億7,679万円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、2億5,167万7,000円、0.5%の減となっております。
内容につきましては、補正予算参考資料に整理いたしておりますのでごらんください。
参考資料の2ページをお開きください。
施策費の主な事業についてでございます。
総務費、誕生祝品贈呈事業費につきましては、子供が育つ環境の中に木を取り入れてもらうきっかけづくりとして、別子木材センターなどと連携し、地産地消の木製玩具を誕生祝い品として来年度から新生児にプレゼントするための製作等のため委託料として999万1,000円を追加いたすものでございます。
3ページをごらんください。
商工費、新居浜太鼓祭り首都圏PR推進事業費につきましては、新居浜市のブランドイメージ向上を図るため、ふるさと祭り東京2019への太鼓台派遣及び新居浜市ブース出展に係る補助金及び委託料等として2,223万8,000円を追加いたすものでございます。
土木費、民間ブロック塀撤去補助事業費につきましては、地震発生時のブロック塀の倒壊による被害を防止するため、道路に面した危険なブロック塀の撤去費用を助成する補助金等として890万円を追加いたすものでございます。
施策費につきましては、これらの事業のほか、シティプロモーション推進費など合計13事業で5,967万9,000円の追加となっております。
次に、5ページをお開きください。
公共事業費についてでございます。
土木費、道路整備事業につきましては、市民生活に密着した市道の改良、修繕及び老朽化した舗装の更新等の工事を行うため、工事費等として4,000万円を追加いたすものでございます。
次に、6ページをお開きください。
単独事業費の主な事業についてでございます。
商工費、旧別子観光センター跡地整備事業につきましては、来年度開催される東予東部圏域振興イベントにあわせ、入坑して見学が可能となるよう、筏津坑の再整備を行う工事費等として3,938万1,000円を追加いたすものでございます。
土木費、国道建設推進対策事業につきましては、一般国道11号新居浜バイパスの施工に伴う西喜光地町の副道整備と国道11号線の4車線化に伴い信号機が新設される交差点において、岸の下西旦の上線を拡幅するため、公有財産購入費及び工事費等として3,290万円を追加いたすものでございます。
7ページをごらんください。
教育費、小学校施設環境整備事業及び中学校施設環境整備事業につきましては、本年6月の大阪府北部を震源とする地震で発生した小学校ブロック塀倒壊の事故を受け、緊急に対応が必要なブロック塀の改修に係る工事費として合わせて3,340万8,000円を追加いたすものでございます。
中学校空調整備事業につきましては、生徒の安全、健康を守るため、中学校10校への空調設備の整備に向けた実施設計委託料として1,101万6,000円を追加いたすものでございます。
ホストタウン推進事業につきましては、新居浜市がサウジアラビアのホストタウンに登録されたことから、東京オリンピック事前合宿の誘致活動を推進し、ウエートリフティング練習場を整備するため工事費等として1億6,043万2,000円を追加いたすものでございます。
単独事業費につきましては、これらの事業のほか、一般下水路整備事業など合計11事業で3億6,099万1,000円の追加となっております。
次に、8ページをお開きください。
災害復旧事業費についてでございます。
道路橋りょう災害復旧費につきましては、本年7月の西日本豪雨により被災した市道太田尾2号線及び市道渦井川橋大野山線の復旧工事を行うため、測量設計委託料として4,220万円を追加するものでございます。
恐れ入りますが、1ページにお戻りください。
これらを賄います財源でございますが、国庫支出金、県支出金、繰入金、市債の特定財源のほか、地方特例交付金、地方交付税、繰入金、繰越金の一般財源を充当いたしております。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
補正予算書の2ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、第9款地方特例交付金1,778万3,000円、第10款地方交付税8,247万4,000円、第14款国庫支出金2,523万8,000円、第15款県支出金284万8,000円、第18款繰入金1億1,377万6,000円、第19款繰越金955万1,000円、第21款市債2億5,120万円をそれぞれ追加し、3ページから4ページまでの歳出に充当いたすものでございます。
次に、5ページをお開きください。
第2表継続費補正の追加につきましては、自然の家解体事業につきまして継続費を設定いたすものでございます。
次に、6ページをお開きください。
第3表地方債補正の追加につきましては、災害復旧事業を追加いたすものでございます。借入限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりでございます。
7ページをごらんください。
第4表地方債補正の変更につきましては、社会資本整備事業ほか3件につきまして2億2,670万円を増額し、限度額を55億5,340万円に変更するものでございます。
次に、特別会計補正予算についてでございます。
8ページをお開きください。
議案第73号、平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
今回の補正予算は、2億5,292万5,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ135億9,446万円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、9億648万9,000円、6.3%の減となっております。
内容につきましては、9ページをごらんください。
歳入につきましては、第4款支払基金交付金767万2,000円、第8款繰越金2億4,525万3,000円をそれぞれ追加するものでございます。
10ページをお開きください。
歳出につきましては、第3款諸支出金1億2,347万9,000円、第5款基金積立金1億2,944万6,000円をそれぞれ追加いたしております。
以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議案第72号及び議案第73号の2件に対して質疑はありませんか。大條議員。
○11番(大條雅久)(登壇) いずみ会大條雅久です。
今回、上程されております議案第72号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算のうち、小学校・中学校施設環境整備事業について質疑させていただきます。
補足説明にもありましたとおり、本年6月に起きた大阪北部地震で登校中の児童が死亡するという痛ましい事故により実施された学校施設のブロック塀の総点検により、本年7月2日に集計されたブロック塀点検結果一覧表の診断結果を拝見いたしましたが、その中で不適格ブロック塀として撤去・改修対象になったブロック塀とならなかったブロック塀の基準、ブロック塀点検結果一覧表との関連について説明をいただきたい。
まずは、点検表による診断結果が70点以上で安全とされても不適格として撤去、改修される場所があるのに、40点未満で危険とされた角野中学校のプール東と北が補正予算で改修されないのはなぜでしょうか。
次に、小学校では、55点未満、40点以上の要注意が6カ所ありましたが、そのうち唯一多喜浜小学校の敷地東北の角のブロック塀のみが補正予算の対象外となっているのはなぜでしょうか。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
小中学校施設環境整備事業についてでございます。
さきにもございましたが、今年6月に発生した大阪府の北部地震、こういった際に今回のような不幸なことが起こらないような対応も早急にすべきであるという判断のもとに補正予算対応で学校施設のブロック塀の点検、そしてその改修に取り組んでおるところでございます。今回、この事業に取り組みます目的は、やはり児童生徒の安全確保というものを最優先にいたしております。その中でもとりわけ通学路での事故を未然に防ぐという側面をまずは最優先したという経緯があります。実際、今回ブロック塀の調査をするに当たって、それぞれのブロック塀施設の老朽度を分析いたしました。それプラス先ほど申しました子供の安全性の確保、その両方を照らし合わせながら対応したのが現在の補正予算対応での状況かと思っております。
また、御指摘いただきました角野中学校、さらには多喜浜小学校の案件につきましては、今回予算的には不十分であり、全部を対応することができませんので、まずはブロック塀の撤去に力を注ぎたいと考えております。今後、平成31年度の国の予算の中でもこのブロック塀の改修関係の予算が取り上げられておりますので、その動向を十分注視しながら、できるだけ早い時期に子供たちの安全が確保できるような対応に努めたいと思っております。
○議長(加藤喜三男) ほかにございませんか。大條雅久議員。
○11番(大條雅久)(登壇) 御答弁ありがとうございました。私の質疑の趣旨に関して、いま一つお答えをいただけないと思いましたので、再度立ちます。
まず、何のためにブロック塀点検をされたのか。その中ではっきりと点数で安全、一応安全、要注意、危険と4つに分類され、当然、危険とされたところは、最優先で撤去、改修されるべきではないかという疑問を持ちましたが、今回入っていない。担当課にお問い合わせをしましたら、修繕対応として撤去しますと。それは本年度内にやりますということなんですが、ほかの安全とされたところも含めて、今回の補正予算で措置されているところがあるのに、危険とか要注意で補正予算で改修されないのは何を優先順位とされたのか。子供の安全を優先順位とするなら、通学路の安全はもちろんですが、学校敷地内の安全も当然同等、もしくはそれ以上に配慮されてもいいんではないかと。予算査定の過程でなぜ点検表の危険度とは違う基準で査定がおりたのか疑問だという質疑でございます。例えば、角野中学校のプールの上のブロック塀は、修繕で撤去されると聞きました。その後、来年度まで新しい擁壁はつくられない。ロープを張って対応するのでしょうか。プールの授業は、9月からはありませんが、グラウンドのすぐそばにありますので、野球のボールも入れば、サッカーボールも入ります。ブロック塀を撤去した後のプールの床は、地上から3メートルも4メートルもあります。その場所へ生徒だけではなく、教職員も入るわけです。今回85カ所点検とありますが、その中で唯一このプールが危険とされた2カ所として数えられております。安全なところまで補正予算で撤去、改修をするのに、危険、要注意とされたところが残るのが理解できませんので、予算査定の基準を知りたいという質疑です。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。原企画部長。
○企画部長(原一之)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えをいたします。
今回のブロック塀の補正予算における査定の考え方ということだと思います。
今回、先ほど教育長からも御答弁がありましたように、事故を受けて緊急性の高いところから対応しようということでございます。その中で点検結果とあわせて通学路を見ながら通学時の子供の安全ということと、当然子供だけでなく一般の方もそのブロック塀の横は通られますので、通学路に面したところを優先的に考えようというふうなところで査定をしております。
それと、今回、先ほど教育長からもありましたけども、国のほうで補助も考えられておるということがございました。総額で1億2,800万円ほどの要望がございましたが、補正対応としては3,340万8,000円ということで、残りまだ1億円弱、9,400万円余りは残っております。どう対応するのかということになろうかと思いますが、1つは当然ながら学校現場において、学校の中ですけども、危ないところについては、子供たちに注意喚起をしていただく。それは張り紙であるとかロープ等で対応していただくということでございます。それと、残ったところをどうするかということにつきましては、国の補正あるいは当初予算になるかもしれませんが、その補助を活用してその動向に注視しながら適時適切に対応していきたいというふうに考えておるというのが査定時における考え方でございます。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) これにて質疑を終結いたします。
議案第72号及び議案第73号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第9 認定第1号、認定第2号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第9、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました認定第1号及び認定第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、認定第1号、決算の認定につきましては、平成29年度新居浜市水道事業会計決算及び平成29年度新居浜市工業用水道事業会計決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。
次に、認定第2号、決算の認定につきましては、平成29年度新居浜市一般会計歳入歳出決算及び平成29年度新居浜市渡海船事業特別会計歳入歳出決算ほか7特別会計歳入歳出決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
認定第1号及び認定第2号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、22人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、いずれも22人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において正副議長及び議会選出の監査委員を除く22人の議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第10 請願第2号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第10、請願第2号は、議事日程に記載のとおり、企画総務委員会に付託いたします。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、9月5日から9月10日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、9月5日から9月10日までの6日間、休会することに決しました。
9月11日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午後 0時06分散会